人と人との出会いから始まる、 ひとつひとつの出会いを大切にする交流活動を目指します。
うおぬま国際交流協会(夢っくす)
興味のある方はぜひ サロン にお立ち寄りください。

夢っくすの紹介

夢っくすの紹介

うおぬま国際交流協会(英文呼称UONUMA Association for Multicultural Exchangeの頭文字UMEXから通称を「夢っくす」といいます)は、2001年12月19日に設立準備会を発足させ、2002年5月26日に正式に発足しました。2019年11月現在の会員数は約50名です。

任意のボランティア組織が活動を開始するには、人材と共に財源と活動拠点の確保が課題となります。夢っくすは、財政面では財団法人中島国際交流財団の助成を受け、活動拠点については国際大学から学生寮の一室を無償貸与を受けることによって、この2つの課題を克服することができました。夢っくすでは地域と留学生との交流を通じた多文化共生の地域づくり、そして大学と地域との新たな連携形態を模索しています。

夢っくす誕生の詳細は、「 プロジェクト夢っくすの誕生と軌跡」、また「 夢っくす:誕生、到達点、展望 version 2」をご覧ください。

国際大学が設立された当時の大和町の外国人登録者は10名足らずでしたが、この20年間に40倍に増えました。2000年末の外国人登録者数は406名です。毎年、100人以上の日本語のほとんどできない留学生が世界60か国近い国と地域から国際大学に入学してきます。日本語ができないこと、日本文化への理解が十分でないことから、さまざまな誤解やトラブルが起きることもあります。でも、こうした多様な人々がこの町に集うことは他の地域にないメリットでもあるはずです。

これまでは、そのメリットを引き出すための仕組みが、大学にも地域にも不十分だったように思います。これまでも多くの方々が個人ベースで、あるいはグループで、留学生との交流を行ってきました。夢っくすは地域の中にあるそうした経験と知識を共有し、連携するための「場」となることを目指したいと考えています。

夢っくすでは、毎週火曜と土曜の午後1時から午後3時まで、国際大学第3学生寮1階で「夢っくす・サロン」を開設しています。サロンでは留学生の日本語会話パートナーが主な活動ですが、そこでの意見や要望がさまざまなプログラムやイベントの企画へと結びついています。具体的には、初級日本語教室、初級英会話教室、異文化理解講座や留学生による母国紹介シリーズ、日本文化紹介講座、外国人や留学生にとって必要な行政文書の翻訳、これらに加えてバスツアーや春の桜が咲く時期に着物の着付けなどを実施しています。

夢っくすの活動に興味のある方は、是非一度、サロンにお立ち寄りください。

会長あいさつ

 うおぬま国際交流協会(UMEX『夢っくす』)は、2002年5月26日に国際大学と地域との架け橋となるべくして設立され、これまでにのべ515名の方が会員となり、現在は約50名の会員の方々が様々な活動を行っています。

 主な活動は、学生さんへの日本語支援の日本語チューターや夢っくすサロンで行われる日本語教室、英会話や高田公園観桜会へのバスツアー、春の山菜パーティー、秋の新入生歓迎BBQパーティー、キッズイベントや和服の着付け等々多岐にわたります。

 しかしながら、私が2010年7月に会長を仰せつかりましてから、約10年間、世界の情勢やIT環境の変化などにより、学生さん達の価値観や、必要な物・情報は携帯やPCで各自が手に入れることが当たり前となり、長年続けていた活動も、今新たな局面を迎えています。

 夢っくすは当初より、特に事務局を持たずに”できる事をできる人ができる時に”をモットーに会員一人一人の自主性の下に活動しております。 もちろん、会員の年齢や立場の異なる様々な人間関係の中、限られた時間と資金で活動する事はそう簡単なことではありません。

 活動を長年続けていくには、会員の皆様のボランティア精神と会員同士の絆なしには、今までの活動を支えていくことはできなかったと思っております。

 今後もより良い活動をめざし、国際大学、夢っくす、また地域との連携を図りながら、末長くこの地で活動が続く事を祈念致します。

うおぬま国際交流協会 会長 高橋和子

うおぬま国際交流協会 会長 高橋和子

夢っくすキャラクター

夢っくすのキャラクター

夢っくすでは2002年3月、地域の方々ならびに国際大学学生に、「多文化共生社会へ向けて、異文化理解と魚沼地域の国際化に協力し、連帯と協調の精神で地球社会の発展と平和の実現に寄与することを目的」とする、夢っくすをイメージしたキャラクター募集を行いました。

集まった作品について、同年4月第4回設立準備会において検討した結果、この作品を夢っくすキャラクターとすることに決定しました。

作者は、当時十日町高校の生徒だった塩沢町南田中の山口智美さんです。

入選者

Tony Hsieh さん(台湾/ カナダ出身、国際大学国際経営学研究科2年)
Arnold Alderiteさん(フィリピン出身、国際関係学研究科1年)

参加者

小島久明さん(大和町五箇)
赤堀陽子さん(小出町小出島)

手にとまっているピンクのハトは平和の象徴。絵の地球と平和は友達ということと、数ある星の中で、地球はたった一つであって、世界も一つであり、そこに共に生存している人間は、みんな同じ空にすむ友達であるという意味があります。